OCICAを訪ねて~宮城旅行記③~


2013年4月30日。天候は曇りときどき雨。

前日に仙台に入り、石巻経由で女川へ。

社会企業・企業支援などを行うNPO法人ETICの辰巳さんに紹介頂いた

トレーラーハウス「Elfaro」に宿泊し、朝一でOCICAを尋ねました。

 

先日も投稿しましたが、OCICAは2011年3月11日の東日本大震災で津波の被害が甚大だった

宮城県石巻市牡鹿半島で始まった手仕事アクセサリーの制作・販売プロジェクトです。

過去ブログ記事

http://mahoroba115.com/event/%e3%81%a4%e3%82%80%e3%81%8e%e3%82%84%e3%81%ae%e9%a2%a8%e6%99%af%e5%8f%8b%e5%bb%a3%e8%a3%95%e4%b8%80/

 

OCICAでは、斉藤里菜さんにご案内頂きながら浜のお母さん達と出会い
一緒にOCICAつくりを体験させてもらいました。

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今回はネックレスつくりにチャレンンジでした。

輪切りにして穴を開けた状態の「鹿の角」を一つひとつを3種類のヤスリで磨きます。

これが体力を使うんですが、お母さんたちは、サクサクと済ませていきます。

僕の分は、ちょっと形が整っていないんですが、それもまたいいよって言ってくれました。

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作業をするたびに、お母さん達にこれでいいのかを確認しました。

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※研磨剤を使ってキラキラ、ピカピカにしていきます。

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続いては、久しぶりに見る方も少なくないと思いますが「電動ノコ」。

これで外周に切れ目を入れていきます。これが美しい編み目をつくるポイントになります。

このときばかりは真剣な眼差しで、細かい切れ目を入れていきました。

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それからは一つずつ糸を紡いでいくことで、幾何学的な模様が出てきます。

もう、このときの出来上がっていく気持ちはワクワクが止まりませんでした。

なんとか2周糸を巻き付けて、ネックレスが完成しました!

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これは世界に1つの作品。僕にとっては、ひとつの宝物であり、この場所を思い出すきっかけになりそうです。

 

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そうそう、みなさんの作業風景も。写真左は斉藤さん。

お母さん達とのコミュニケーションは軽快で、まるで娘かのようのお話されてました。

ただ、「あれしてこれして」ではなく、あくまでサポーターとして立たれていた気がします。

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こちらは、商品に自分のサインを残すためのハンコ。

それぞれの家紋が入っているんですが、どれも可愛いですね♪

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こちらは「阿部貴和子さん」。

OCICAの本にも登場されていますが、お話している中でも

「新しいことにチャレンジするというのは楽しい」と話されていて

負けてられないなと思いました。

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こちらはOCICAで使用する糸。これはもともとは漁網の修復糸なんです。

色鮮やか、強度は抜群なこの糸を何度も巻きつけていきました。

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この日は、お孫さんも参加したりしていて、とてもにぎやかな1日でした。

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そして最後に噂の「お茶っこ」に参加。

お母さんが作ってくれた山菜とお茶とおみやげで一服。

この日は「浜の方言」について話が進みました。

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そして記念に集合写真をパシャリ。(※何名か帰られてしまってました)

 

本当に今回は貴重な経験ができました。

仙台に行くことを決め、OCICAを知り、会いにいけた。

挨拶をして、同じテーブルで作業をし、お茶を飲んで語らう。

 

なんだか一見、普通のことなんですが、僕にとっては偶然の連続。

しかも、心地よく大好きな空間、雰囲気が溢れていました。

 

「求めていればやってくる」

そんな言葉もありますが、きっと何か意味があることだったんだと思います。

仙台、石巻、女川、牧浜。この日に出会ったみなさんとのご縁が末永く続きますように。