「お試し暮らし」のある此花区にいってきた。


大阪市此花区梅香・四貫島エリア。

以前、どこかのwebサイトでみたことがあって
行ってみたいと思っていた場所でした。

友人が前にこの地区で活動をしていたこともあり
イベントのタイミングに合わせて足を運んでみました。
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見っけ!このはな2014
http://mikkekonohana.tumblr.com/

キャプチャ

この此花区では、大学生や若手アーティストたちが移り住み
自分たちで空き家を改修して順番に住む「お試し暮らし」や
家具職人を招き、部屋まるごと教材にした「インテリア改修講座」など
地域で増加傾向にある空き物件を使ったユニークな活動を始めています。

また、このエリアに現代美術のギャラリーの出店や、
「水都大阪2009」メインアーティスト藤浩志氏を中心とした
共同スタジオ「此花メヂア」が開設されるなど
まちにアートに関連した新たな広がりが生まれています。

この度、これらの活動に関わった人
また、これから関わろうとしている人たちが、
活動の様子や此花の“よさ”や“面白さ”を
自分たちの視点でプレゼンし、話し合い、
今後のまちでの新たな活動について考える
そんなイベントを実施します。

今回のイベントは、此花で大きくなりつつある
新しい流れをPRする場であるとともに、
このまちへ多くの方に関わってもらう
きっかけになればと、企画しております。

(引用:NPO法人プラス・アーツHPより)

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受付があった場所は「モトタバコヤ」
http://konohana-artsfarm.net/archives/2165

元タバコ屋だった木造建築をリノベーションした一軒家。
シェアショップやお試し暮らしも 行っています。

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場所は、このはなのど真ん中でした。

大阪市此花区の梅香・四貫島エリアを舞台に、
地元の不動産会社と協働して、まちの再活性化プロジェクトを展開している
「此花アーツファーム」の事務局として、2011年の9月オープンしたそうです。

「もっと日常的にまちに開放した場所にしたい」という思いから
現在のカタチになっていったということで、とても暖かな場所でした。

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こちらは「此花札」。

此花のNO ARCHITECTS radが共同制作した
コノハナの街を形成するものをフィールドリサーチして
「必要不可欠」なものをカタチにした作品です。

街を歩いていても特徴的だった「植木鉢」の風景も
この中に入っており、愛着が持てるアイテムになっていました。

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この2作品は、いずれもthe three konohanaで展示されていました。

この他にも、和室の部屋の隅を本棚に出来るような作品や
テーブルの天板をデザインし、それを既成の机置きと掛け合わせる作品など
ユニークで触れていたくなるようなものが並んでいました。

そして、ここから1時間程度の「物件ツアー」が始まりました。

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約20名くらいのみなさんが参加され「NO ARCHITECTS」が
携わった場所を案内してくれるという企画でした。

さきほどの「モトタバコヤ」をはじめ
まちなかにある数か所(自宅や事務所を含む)を回りました。

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モトタバコヤの前では小さな本屋さんが出ていました。
こういったスペース(軒下)での小商いも素敵ですね。

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こちらは、街の中にある空きスペースでしたが
子ども達が木材の余りを使って積み木をしていました。

こどもらしく、「あるモノで遊ぶ」という姿が
此花のまちにはしっくりくる、そんな感じがした場所でした。

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ちょとあるくと、こんな公園がまちのまんなかに。
たくさんのハトと戯れるビールを飲むおっちゃん。
なかなかいい味が出ていました。

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最後にまわった事務所があるビルの屋上には、こんなものが。

みなさんの「大阪」に対する愛を感じまくった場所でした。

 

そして、その他の会場を巡ると「やおちょう卓球」がありました。

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個人的にも、これはかなりのツボだったのですが
普通に卓球はするものの、【点数】がランダムという仕掛けでした。

このゆるく描かれた数字カードを混ぜて点数ボードに設置。
あとは、点数を取る度にめくるのですが、1点の次は2点ではなく
13点だったり、はたまた次は5点だったりとランダムに変わる仕組み。

なので、うまい人も下手な人も一緒に楽しみながら競い合える
そんな「ルールをリデザイン」した新たなスポーツでした。

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そして、さらに最後はこちら。
「無職」の人が集まり暮らす場所を体験できる「無職・イン・レジデンス」。

仕事がなく、何もやっていない残念な「無職」をとらえ直し
無職を可能性に溢れたものとして集めて繋いでいくような
そんな概念に触れることができた場所でした。

そして、まさかの株式会社めい(僕が住んでいるシェアハウス運営母体)の2人と
偶然にもあってしまうという驚きもあり、愉快な思い出の場所となりました。

 

■終わりに

現在、さまざまな地域の事例を調査したり、学んだりしていて
「何から始める論」をいろいろと議論し合ったりしているのですが
「移住」ということを考えたときには、「動きやすい人達」を思い描き
その人達が行きたくなるようなものを街中に作ることが
きっかけになるような気にさせられたのが此花でした。

なんにせよ、実際に足を運んでみて見えてくる
その街が持つ「資源」やそこで暮らす「人」がわかってこそ
調査研究などは意味を持つのだなーと実感した1日でした。

こんな素敵な場所を案内頂いたハローライフの瀬光さんには
改めて感謝いたします。

さてさて、次はどこの街に行ってみようかな。
※オススメ募集しております。

 

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