【Think!】Fukuoka地域サミット2013に参加しました。


市民発イノベーションが地域の未来をつくる
このタイトルを聞いて、サミットに参加し 感じたことを書いてみたいと思います。

 

■Anneさんのお話(デンマーク・デザインセンター・最高執行責任者)

OpenGovernment
 

印象に残ったことは、政策の優先順位を把握し
それに伴った課題把握、解決策の考案、実施を行うこと。
ビジネスとして行っていく上で 何を成したいと政府が考えているのかを把握し ともに
協力して共創していくことが大事だと気づきました。
 

そして、その優先順位をきちんとつけてもらうための行動が
私たち市民が日常の中で街の課題を見つけたら 声をあげ、届けていくことが必要だと感じました。
 

民間企業の中で行われているそれと 確かにそう思えば大きな違いはないのかもしれません。
ユーザーが求めている声を聞き マーケティングの中で重要な要素を抽出し
そこに対する現在の課題把握と解決の考案・実施をする。
 

同じ日に読了した「社会を変えるのはじめかた(横尾俊成)」にも
行政が把握をしきれない課題や問題点を市民が声をあげることが
1つの始まりであるということを書かれていました。
 

そう思えば、今後の政治家への政策提言をアドバイスできるような
市民の声に耳を傾け提案をする組織は重要になってきますね。
政治家は市民の声に1つ1つ耳を傾けはできないでしょうから。

 

■トークセッションのお話 (anolab藤岡さん、ドネルモ山内さん、NTTcom近藤さん)
 

登壇されたみなさんのお話を聞きました。
そこでは、最終的なビジョンは近いけれど 組織やアプローチする方法が全く異なっていました。
 

その中でも、僕は藤岡さんの考え方、発表される言葉がステキで大好きだなと思いました。
 

「楽しい」を軸にすること。それが一歩を踏み出すきっかけになる。
 

ワクワクしないことは続かないし、動機が生まれない。
だからこそそこに作る人も使う人もワクワクするものを産む。

ゴミを捨てるのが楽しくなってしまう「世界で一番深いゴミ箱」
title
http://dailynewsagency.com/2011/02/02/deepest-trash-bin/
藤岡さんのプレゼンで出てきたごみ箱の事例。
 

作り出すもののレベルに大きな差がありますが 僕が作ってきた
コミュニティといわれるものは「それ」でした。
 

自分の興味関心があって、社会貢献や街つくりとは関係なく
まずは足を運んでみるという体験回数を増やすこと。
その中に、きちんとしたメッセージやテーマを設けることで
1つのきっかけをつくり広げていこうと思っていました。
 

これは、自身が「カフェが好き」というところからカフェ巡りをし
そこで出会った友達やお店のスタッフを繋ぎ合わせていき
街のイベントをさらにそこに加えていくことで
カフェが好きな人が「街つくり」ということを意識し繋がっていくという経験が原点です。
 

そんな考えだった僕にとって 藤岡さんのプレゼンは、言葉を頂くきっかけになりました。

 

■サミットに参加して感じたこと
 

僕は福岡では渡り鳥のように、色んな場所に足を運んでみては
同じような想いを持った人がたくさんいることを知り
何かセッションを持てるきっかけがないかを探しつつ
個人的なミートアップやイベントを企画していました。
 

ただ、それぞれの組織内での活動が主であるため
交流をベースにするのは難しいんじゃないかと思ってました。
が、そんなこともなかったんだなというのが今回です。
 

単に僕が声を出す場所を間違っていた気がしました。
そうそう、自分で何とかするんじゃなかったと。

 

今回、そんなきっかけをくださったのが RE:PUBLICのみなさんです。
福岡専任の内田さんには、なんとか僕が持ち合わせている
色んな人脈やアイディアや考えている事を伝えたくって 時間と機会を頂きました。
 

僕の中では、テンジン大学のビジョンである
「福岡を世界で1番魅力的な街にする」がシックリきていて
そのために福岡の色んなヒト・コト・モノを
それぞれの興味・関心の中で引き合わせていくことが

僕ができることだと思って動いていました。
 

勉強会やセミナーばかりでなく 1つの組織の活動の中だけでなく
あらゆるものが「キーワード」や「テーマ」で繋がり 共有し共鳴し
仲間として輪ができていくこと。

 

そうすれば「ひとりじゃないんだ」という気持ちで
足が一歩前に出ていくと思っています。

今回も、このサミットには僕が大好きな福岡の人達が
何かできることはないかと思って足を運ばれていました。

そんな人達と、またそんな機会と出会える場を増やしたい。
 

たぶんそんなことが、先日言い出した
福岡のイベントまとめページの話に行きついたんだと思います。

 

何だか今日はツラツラとまとまりなく書いてしまいましたが
僕も京都で行うプロジェクトは、同じような分野です。
 

「街に関心のある人たちを増やすこと」
 

なんともザックリなテーマではありますが
課題把握とともに、多くの人に協力を頂きながら
京都の街でワクワクすることをやっていきたいと思います。

DSC_1831
写真の主は、今回のコペンハーゲンからのゲストanneさん。
お土産にお渡しいたしました。美人は何やっても美人ですね。

【イベント概要】

2013年11月5日(火)13:30~15:30
Fukuoka 地域サミット2013 テーマ別セッション<人材部会>

「Citizen-Led Innovation – 市民発イノベーションが地域の未来をつくる」
(定員100名/セミナー&パネルディスカッション)
 

市民発イノベーションが盛んな北欧都市。
その代表格であるコペンハーゲンからゲストを招いた講演を行い、
また、市民との共創によるイノベーションに期待を寄せる企業、市民を巻き込んだ地域の革新に取り組む
NPOの代表者を交えて対談を行います。* 会場での言語は、日本語・英語(日英同時通訳)で行われる予定です。

テーマ別セッションの時間割

  • 13:30-13:35 部会長挨拶(FDCおよび人材部会の取り組みの概要)>
  • (登壇者)中村 英一 福岡市総務企画局長
  • 13:35-14:05 <キーノート・トーク>

『北欧都市に見る市民発イノベーション、福岡とのコラボレーションに期待すること』

Anne Dorthe Josiassen, Danish Design Center, COO(デンマーク・デザインセンター最高執行責任者)

  • 14:10-14:40 <パネリスト・トーク>

コミュニティデザインや地域変革に取り組むNPOやクリエイティブな事業活動を行っているスタートアップ企業などに福岡の多様な市民コミュニティを代表して、それぞれの取り組みをご紹介いただくとともに、企業のイノベーション推進担当者に企業におけるオープンイノベーションの取り組みなどについてお話しいただきます。

    • 藤岡 定 anno lab 代表
    • 山内 泰 NPO法人ドネルモ 代表理事
    • 近藤 力 NTTコミュニケーションズ株式会社 担当課長
  • 14:40-15:30 <パネルディスカッション> 『Citizen-Led Innovation – 市民発イノベーションの可能性』
      • (モデレーター) 田村 大 Re:public.Inc 共同代表
      • (パネリスト)Anne Dorthe Josiassen, Danish Design Center, COO(デンマーク・デザインセンター 最高執行責任者)
      • 藤岡 定 anno lab 代表
      • 山内 泰 NPO法人ドネルモ 代表理事
      • 近藤 力 NTTコミュニケーションズ株式会社 担当課長

    ●登壇者プロフィール <パネリスト>

    Anne Dorthe Josiassen, 
    Danish Design Centre, COO (デンマーク・デザインセンター最高執行責任者) デンマーク政府経済商務省、同政府政策研究シンクタンク・FORAのマネージャーを経て、2012年よりデンマーク・デザインセンターの最高執行責任者。同センターの戦略及び経営を統括する。専門は政治学。イノベーション、アントレプレナーシップ、デザイン及びクリエイティブ産業における政策立案に豊富な経験を持つ。

    藤岡 定 anno lab 代表 福岡発のクリエイティブラボanno lab 代表、芸術工学博士、アーティスト。福岡を世界一楽しい街にするために活動する。見て美しいだけでなく仕組みの面白さから知的好奇心が刺激される作品制作を心がけ、作品は世界各国のメディア芸術祭で演奏・展示される。演奏後に演奏システムに直に触れる体験型ライブ演奏会や、作品の制作過程を公開する科学館的手法のデジタルアート展、世界中の最先端アーティストを呼んでの制作ワークショップ等、次世代のクリエイティブを支援するイベントも多く手掛ける。

    山内 泰 NPO法人ドネルモ代表理事 2008年、九州大学芸術工学府博士後期課程修了(芸術工学博士)。ドネルモは「自分たちが求める状況を、自分たちで作ろうとする人たち」を応援する団体。「地域活動はクリエイティブに 文化活動はインクルーシブに」という方針の元、コミュニティデザイン・文化事業・調査研究のプロジェクトに従事。現在は「コミュニティで創る高齢社会のデザイン」など、これからの地域モデルを開発する仕事を中心に活動中。

    近藤 力 NTTコミュニケーションズ株式会社 担当課長 日本電信電話株式会社に入社後、ICカードを活用した認証決済システムの開発に従事。その後、欧州外資系企業向けにグローバルネットワークやデータセンタソリューションの提供を通じて、企業とその先の利用者が必要としているもの、快適になるものを見極める経験を積み、現在はスマートフォンを含む各種デバイスとクラウドを連携したサービスインキュベーションを推進。
     <モデレーター>

    田村 大 Re:public. Inc共同代表 株式会社リ・パブリック共同代表。東京大学i.school共同創設者兼エグゼクティブ・フェロー。人類学的視点から新たなビジネス機会を導く「ビジネスエスノグラフィ」のパイオニアとして知られ、現在は、地域や組織が自律的にイノベーションを起こすための環境及びプロセス設計の研究・実践に軸足を置く。著書に「東大式 世界を変えるイノベーションのつくりかた」(早川書房)など。