大口寄付者のリサーチを行う際の10の心構え [NPO戦略のヒント]


*この記事は、NPOマーケティングコンサルタントであり、
NPO向けのマーケティング講座『草莽塾』を運営しておられる
長浜洋二さんのブログ『飛耳長目:アメリカにみるNPO戦略のヒント』より転載し
ております!

photo credit: birgerking via photopin cc

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大口寄付を獲得したいという想いはどのNPOにとっても同じでしょう。

問題はどうやって探し出すかということ。

この記事では、大口寄付者開拓のリサーチにおいて、留意すべき10のポイントが紹介されています。

 

(1)大口寄付者のリサーチには多額の費用がかかるため、きちんと予算を確保する

(2)調査は時間がかかるものであり、大量の文献にあたることも認識しておく

(3)インターネットだけでなく、直接、潜在的な支援者と接して関係性を構築する

(4)Googleなどの検索ツールは、業界の動向に対する知識や自団体のDBの掘り起しなどと合わせて初めて意味をもつ

(5)過去のリサーチ事例や結果などをリサーチャーと共有する

(6)リサーチ対象の名前(名称)に間違いがないか確認する

(7)ミドルネームのイニシャルや配偶者の名前、住所、電話番号など、データは多ければ多いほど良い

(8)インターネット上で潜在的な支援者の完璧な寄付履歴を見つけることは不可能

(9)最初に団体内で保有するデータを調べ、インターネットでのリサーチは最後に行う

(10)潜在的な支援者の情報自体に意味があるのではなく、その情報に基づいて計画し行動することが重要

 

インターネットでの検索技術をはじめ、リサーチ技術の優劣によりアウトプットにも大きな差が出てきます。

特に情報が氾濫している現在、いかに有益な情報をタイムリーに取得できるかが

他の団体より一歩抜きんでるためのポイントです。

 

情報ソースの有効性は時代時代によって常に変わりますので、組織全体として、

どういう情報源が有益かを常に検証しなければなりません。

 

そして、この記事でも指摘されているとおり、情報自体が何かを生み出すわけではありません。

その情報を分析し解釈し、具体的なアクション・プランを策定できて初めて、その情報に意味がもたらされます。

この点を肝に銘じておきたいものです。

 

[via FundRaising Success]

飛耳長目:アメリカにみるNPO戦略のヒント

NPOマーケティングで社会を変える!~『草莽塾』

 

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