Service Design Roundtableに参加して。


2月15日。ホワイトバレンタインの翌日は
僕にとっては、違った世界に飛び込んだ1日という感じでした。

一言で片づけてしまえば「お腹いっぱい」=「消化できない」という
なかなか今までには触れることのない場所にお邪魔していました。

それを一番感じたのは、登壇者の発表を聞きながら
『こういうことかな』と独自のグラフィックデザインをいつもするのですが
今回は言葉や文字、そしてその意味をとらえるのに精一杯で、こんな感じになりました。

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おそらくは、全体のうちの1/5くらいしか共感といった意味で
理解ができなかったし、そういう言い方があるんだということを学んだ感じでした。

ただ、その中の要素として、噛み砕けていて
自分のこれまでに思っていたことと近しい言葉だけを今日は書こうと思って
今、ここでPCに向かってみたわけです。なので、要約・レポートではないのであしからず。
※ちなみにいつものPhoto Report的な要素のないので、興味ある人だけ見てください。

■お母さんにわかるように伝えているか?
 これは、今の自分の仕事が何をしているのかということを
 母親に伝えきれなければいけないというところから入った言葉でしたが
 より多くの重要と思われる人達を繋いだり、関係付けたりしていくときに
 伝わりやすさを意識することの重要性がある。ということを学びました。
 この視点から、いかに伝わりやすく加工して伝えられるかが
 デザインの持つ力なのかなと感じました。

■エコシステムの下書きの上に、ビジネスモデルの色付けがあるべき
 ビジネスモデルを構築していく上で、前提となるものの重要性があるという話。
 ビジネスモデルをつくることがあっても、そもそもの描いているものが崩壊していれば
 意味合いが低くなってくるのかなという風に感じました。
 このエコシステムを描ける(デザインできる)人達が増えていくことで
 社会のシステムがいい循環を得るのではないかという視点を得ました。

■人の仕事は『想いと都合』でできている
 とっても納得のいく言葉と仕組みの理解でした。
 都合という言葉が悪いわけではなく、そこには様々なステークホルダーがあり
 そこに紐付く様々な人がいるわけなので、都合が生じることがある。
 一方で、ビジョンを描くことの重要性も示唆されていて
 個々人が描くことは大事だけれど、個々人のモノを集約して伝えていく人(都合を持つ人)も
 重要な役割を示しているのではないかと思いました。

■相乗効果を生み出すService Ecology
 いつのまにか提供者になっていることがある。
 世の中には、当たり前にやっていることが誰かのためになっていることがある。
 意図しない利己的なことが利他的になっているという仕組みをつくっていくことは
 とても難しいようだけれど、もしかすると社会の中に点在しているような気になりました。
 また、私たちはこうあればいいというものに、純粋に向き合って過ごしていければ
 それぞれにとって過ごしやすい世界をつくることができるんだということを思いました。

■残渣に注目する
 結果の外側にイノベーションの要素があるということ。
 マーケティングする中では、共通性のある事柄に注目が行くことが当然ですが
 この残渣があることに注目し、そこをどう消費や社会と結び付けていくのかが
 デザインができる分野なのではと感じました。

■仕掛けはワンチャンスであることが多い
 個人的には色んな仕掛けをつくるのが好きなのですが
 仕掛けはワンチャンスと理解しておかないといけないし、継続性のある仕掛けを
 どうやって構築していくのか。こういった分野は僕自身興味があると思いました。
 タッチポイントと言われるものは世の中に多く存在しているので
 そこにどういった仕掛けをつくり、気付きをカタチにしていくサポートをするのか。
 この辺りにデザインの要素が盛り込まれると面白いのではと感じました。

■ミュージアムにおける学芸員の『もったいない』
 以前、千代田のデザイン展で学芸員の方が案内してくださったことや
 デザイン展「あ」にいって思ったことが掘り起こされた気がしました。
 そこにあるものが「面白い」と理解できる人と理解できない人がいる。
 それを面白いと思わせられるだけの要素を持った人がいる。
 人の持つものを最大限生かしていけるような仕組みを作ることが
 社会やその人の人生にとっても大切で豊かなものを生み出す機会になると感じました。

■つくってあげるのではなく、つくっていく世の中をつくる
 最も共感した言葉がこれでした。
 「つくられた街に住むのではなく、つくった街に住みたい」
 これが僕の中で大事にしている考え方です。
 その中では、やはり「つくってもいいんだよ、やろうよ」という言葉を
 ドラえもんみたいな人が口にしていくことが大きな要因を持っているだろうし
 その個人のエンパワーメントを引き出すことが社会を築くきっかけになると思いました。

■社会の人達がデザインしていくパワーの存在
 リパブリックさんの言われていたCitizen-ledという構想。
 僕はそれがとっても好きで、そうあってほしいなって思っていたので
 こういった取組みをしている人に出会えてほっこりしました。
 個人のクリエイティブさに気付いてもらうことや
 困ったことを与えることが1つのきっかけになると思ったので
 これからは、この視点を持ってみんなとやっていきたいと思いました。

■低い完成度のものをつくるべき意味
 プロトタイピングの議論の中で気づいたことは
 参加ハードルの高さをどう調整していくかということなのかと思いました。
 低い参加ハードルでもいいものの、いいものを作っていこうねというところは共有する。
 簡易に作ろうねっていうことで、人々を巻き込んでいく。
 でも作ることによって愛着がわき、好きをカタチにしていく原動力に変わる。
 だからこそ、みんなで1つのプロトタイピングをすることは単純に面白いと感じました。

■言葉の種類・選択による伝わり方の違いを理解する
 「ぽよよ~んと、2%と、少ない」という言葉の違いはあるのか。
 僕らは表現される言葉や色や音によって、各々に読み取っていて
 いつの間にかそれが隔たりあるものになっていたりとか
 ズレを生むことに起因しているのではないかと思いました。
 だからこそ、僕はやっぱり「言葉」って最高のデザインだと改めて思いました。
 ※言葉を大切に使っていきたいなと。

■価値共創(Co-Creative)というサービス
 共創という言葉が身近に感じていなかったのですが
 なんだか「あぁ~もったいないな~こうだったらいいのにな~」を
 カタチにしたものが共創なのではないかと思いました。
 それぞれのエンパワーメントをうまく結びつけながら
 社会に対して相乗効果を生み出していくことがデザインができることであり
 デザインは何かを創り出すことができないのではないかなーと。
 僕自身も色んな人やプロジェクトを知って、これをこう組合せたら
 何かいい変化が起こっていくんじゃないかなーと思っていたので。

■温度をデザインするということ
 最後に聞いたこの言葉が、僕がとてもしっくりきたことでした。
 以前お会いした建築家の方が言われていたのが
 「心地よいものをつくるのには温度を感じることが大事だと思うんだ」ということでした。
 人間には平温と呼ばれるものがあり、それが36.5°であるといいます。
 そういったときに、みんながナチュラルにいいなって思うことを大事にしながら
 そこに熱ある人もいれば、冷静な人もいたり、分析する人もいれば、直感の人もいる。
 ただ、そういう人が集まれるような場をどう設計していくのかが難しくもあるんですが
 大事な「場のデザイン」だと感じていたこともあったので『温度のデザイン』はグッときました。
 

と、いま、聞いたことを思いのままに無理やりノンストップで言葉にしてみたので
僕も何を書いたのかは覚えていませんが、明日見てみて、どう思うのかを
改めて振返ってみたいなって思っています。

ただ、今回はRe:public Inc.さんにお声掛け頂くとともに
こういった場をデザインされる力にただただ、驚愕している感じです。
でも本当にこういった空間に巡り合えたことを嬉しく思っています。

皆さんへの感謝とともに、自分の幸運さを感じる次第です。
もっと、知識をインプットして、でもみんな(おかん)にアウトプットできるように
自分改革を進めていこうと思います。

あーお腹いっぱいで消化しきれないわ。