お題なしでゆるりと対話が始まる「オープンランチ」


ノーアジェンダでゆるく語る。

ルールはそれだけでした。
あとは、その場を如何にみんなが
楽しみ語り合いだすのかを
暖かく見守っていくことが僕の役割。

これまでにも色々なイベントにて
仕掛けをつくり、ファシリテーションで
対話を促しながら自身で解を考える。

人との繋がりを偶然的に誘発させながら
居心地の良い空間、繋がる空間を作ってきた。

そんな中で、福岡で最後に開催したのが
このオープンランチというイベントでした。

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会場の人気カフェ「dai-tu」 http://www.dai-tu.com/

 

■オープンランチ(コミュニティランチ)とは
「ノーアジェンダでゆるく、でもしっかりと話してみよう」
というコンセプトのコミュニティランチ。

コミュニティランチとは、ご近所さんやそのお友達が
定期的にランチでわいわいするスタイルのランチ会です。

パーティーなどでの会話は5、6分の会話が10回あるような
細切れなものなりがち。それも素敵な出会いの連続だけど
 たまにはしっかりと話すことをいいのかもしれません。

あえて同じ場所、同じ時間で続けることで、
それがひとつの場として育ち、たとえ言いだしっぺがいなくても
続いていくかなと思い、実践してみることにしました。

わざわざイベントをつくったり、幹事がいたりではなく
「毎週土曜日にやっているオープンランチに参加しませんか?」と
気軽にお誘いができるようになればいいのかなと。

このアイデアは、大好きなウェブマガジンのgreenzが開催し
またそれは、毎週金曜日の朝は同じカフェで仕事をする
東京仕事百貨の中村健太さんや、世田谷ものづくり学校で
毎週火曜日ランチパーティーをやっているメディアサーフに
インスパイアされはじめたものです。

そして実際にやってみた中での振返りと
僕自身の感想を紹介していきたいと思います。

■料理はブュッフェ形式
当日は、参加者人数が30名程度と予想したため
個別注文ではなくブュッフェ形式で依頼しました。
アルコールはOK。お代わりもキャッシュオンで実施。
この部分は参加者人数及びお店との調整がベターですね。

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大人気のチキン南蛮。
 

 

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お腹を満たしてくれたパスタたち。

 

■テーブルは大きく2つ
今回の会場では、大きく通路を挟んで2つのエリアに。
10名程のテーブルが2つ用意され、1つ目のテーブルより
席に座って頂き会話が始まっていました。
 

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■飲食イベント時のファシリのポイント
僕自身は全体の雰囲気を観察しながら参加しました。
それとともに下記の3つのスイッチの役割を実施。

  • ・和やかな雰囲気を作るため、ドリンク注文を促し「乾杯」
    ・対話に切り替えていくため「空いた食器を片づける」
    ・具体的なものを生み出すため「話題・問いを投げる」

どれもが成功したとは言えない状態でしたが
程よく関わり合っていく方法としては
この3点があるんじゃないのかなと思いました。

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■6時間という長丁場
今回は、6時間という設定でしたが
通常であれば1時間程度でいいと思いました。

乾杯から一通りの自己紹介&食事まで20分。
誰かの話題・問いの提供が10分。
みんなでの対話が30分くらいがベストかと。

その後にアフターサロンとして時間のある人が
その場に残り深く対話をするのを次はやってみたいですね。

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■私的な感想

大きな視点では3つ。

1つ目は、参加者の参加目的と行動。

今回は僕の送別的な要素も盛り込んだので
僕に会いに来てくれた人も多くいました。

ただ、蓋を開けてみれば、僕が話したのは
最初か最後の数分間のみで
あとは参加者同士が自然と繋がっていました。

2つ目は、場を作り出す素材「安心感」の重要性。

なんでみんなが集まり、会話を楽しめるのか。
そこにファシリはおらず、場のデザインもなかった。

挙句の果てには、僕も周りに見当たらないといった状況。

でもある人から言われた言葉がありました。
「まっくすさんの知り合いがどんな人がいるか知りたい」。

きっと良くも悪くも「まっくす」というフィルターを通すと
「人と繋がりたい/せっかくなら楽しみたい」といった
想いを共有できる人達がいるというのが
1つの場を作る要素になってたんだと気づきました。

3つ目は、話題・問いの必要性。

ただ、やはり参加者同士の対話のみでは
「生み出していく」ことは難しいと感じました。

その心地よさ故に、切り替える、踏み出すことに対し
少し消極的になりがちです。

ある場面で、ふらりと座り込み問いを投げました。

少し経った後に、席を外しましたが
スイッチが入った彼はそのまま、その話したかった話題を
色々な人達と共有しながら考えていきました。

この「スイッチ」は、オープンランチにおいて
やはり重要な役割になるような気がします。

ただ「人」なのか「時間」なのか「場」なのか。
何がスイッチになるかはこれからも検証しながら
進めていければいいんじゃないかと思います。

以上、せっかくみんなが気持ちよく参加してくれた
オープンランチを勝手に分析しておりました(笑)

ですが、まずは約40名の方に足を運んで頂けたこと
その会場を貸して頂き料理を用意して頂けたこと
そして何よりこれまでに出会ったみなさんに
改めて感謝を伝えられればと思いました。

ありがとうございました。京都でも活躍してきます。

 

Special Thanks dai-tuでの思い出のあるみなさま。
 

現在は、結婚し出産を控えているアーティスト AYAさん。(※職場の同僚)
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dai-tuのOPEN当時の共同オーナー里さんご家族

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絵描きアーティスト、ライブペインティングをしてくれたアマドリカさん
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dai-tuでは他にも
ハモンドナオキさん、阿児万寿美さん、ポミリィさん、KIMIKAさんと
イベントなどを企画してご一緒させて頂きました。

いい思い出が詰まったお店!これからもよろしくです!