【Report】「DIY(Do It Yourself)でつくる未来」


1月23日。「ワンツースリー」のステップアップなこの日に
京都の町屋スタジオで開催されたイベントに参加しました。

今回のテーマは『D.I.Y』でした。

企画はこの人、田村篤史さんです。
この日もマスク…。体調が心配です。
とりあえずは、出町柳のふたばの大福を食べて頂き、元気を出してもらいました。

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Future Studio 大名+でもテーマにしているキーワードだったのと
「建築分野」で活躍される人達の中でのDIYとはどういった概念なのか
知ってみたくなって参加をしました。

当日は2組のゲストによるトークライブでした。

<ゲストスピーカー>
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・川勝真一氏、榊原充大氏(RAD) http://radlab.info/

RAD

・扇沢友樹氏(株式会社めい代表) http://mayshare.chu.jp/

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当日は、それぞれの活動に関するご紹介と、DIY、これからの建築を
どう考えるかという話に発展していきました。

ここでは、ちょっと気になった言葉なんかをご紹介します。

 

■壊すことを見せ、つくるときに直面する問題に対する答えの幅を見せる

RADさんのプロジェクトでは、参加者一体型で建物を壊したり作ったりしていた。

「壊すということが物がどうできているのかを知る機会になった」という声が多く。
作ること以上に、分解して壊していくことも学びにいい影響を与えると気づいたとのこと。

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私たちは普段できたものを見る機会は多いけれど
その過程を知らなかったり、どんな部品や組み立て方があるのかがわかっていない。

そこを見せてあげることと、その体験を答えの1つとして伝えることを実践されていました。

そこには建築家のこれからの役割としては、全てを自分達で解決するのではなく
直面する問題に対して答えの幅を持たせてあげることも大事だと考えているそうです。

企業秘密として、自分達だけのスキルとしてきた時代から、少しずつシェアが価値となり
改めて専門家でしかできない領域を創り出していくことが価値となる。

専門家だからできることを再認識して、新たなビジネスを考える
いい視点になっていくような言葉を聞けました。

 

■RESEARCH STORE PROJECT

地域移動型で短期滞在する街のリサーチをされているとのこと。

これは僕が京都に住んで3ヶ月のタイミングだったこともあり実感しました。
街に住むことで見えてくる人の考えや流れ、傾向を掴む事はとても大事。

街の中にある「なんとなくの雰囲気」をすくい取ることができれば
街が見えてきたと感じることができる。確かにそうだなと思った。

 

■京都スタイルの企業はコンパクト

最低限のコンパクトな状態から始めていくのが京都のスタイル。

Cafe SARASA パクチーなどが、そういったスタイルとして紹介されてました。

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大きな資本や経験や体力が揃ってから始めるのではなく
ある資源をもとに、少しずつ始めていくスタイルが京都にはあるとのこと。
「じぶん」から始められることを大事にしている感覚がありました。

めいちゃんちがやっている「実験」という言葉も
きっかけのハードルを下げてあげられるいい言葉だと思いました。

 

■作業にリズムをつくる

DIYで大事なことは、その成り立ちを知ることだと言われていました。
闇雲にやるのではなく、自分達が当たり前のように購入してきたものを
自分達でつくるという欲求を満たしてあげることが大切。

そして、そこに集まった人達の体力や人数に合わせて
時間と作業量を考えることをやっていってあげる。このリズムをつくるのが役割。

これからの『つくる』はモノだけでなく
そういった部分のデザインも必要な気がしました。

 

■イベントに参加して感じた『DIY』

今回は建築的要素としてのDIYを聞きに行ったつもりが
案外共感する部分が多かったことに気づきました。

また、建築というモノをつくる人達の中でも
新たな価値観が生まれてきているのを知り嬉しくなりました。

ただ、みんなができるようになったらいいなと思う部分とともに
自分にしかできないことにできるよう色付けが必要だなと思いました。

僕が関わることで、プロセスや過程の中にどんな要素が含まれるのか。
それを見つけ出していくことがオリジナルであるんだろうなと。

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当分は下記のようなキーワードに注目しながら
自分らしさを磨いていきたい思います。

・デザイン思考
・情報整理力
・動画ツール活用力
・分野横断的な知識
・批判的思考
・社会的知性
・独創的思考
・異文化理解
・バーチャルコラボレーション力

(※シリコンバレー未来研究所が考えるこれから必要とされる10の能力)

さてさて、お昼の仕事に向かいますか。