【エリアル】海士町の中根さんにインタビューしてみた。


1月の下旬より急に取り組み始めたプロジェクト。

エリアル

まだまだ、言葉でうまく整理ができていないのですが
U・Iターン希望者とその希望先のエリアの人をオンラインでつなぐ場。

現在はハングアウトを通じて、僕自身の繋がりあるエリアへの移住者に依頼し
時間をもらって中継をするということを始めてみました。

先日は、福岡時代の友人で、2年前に島根県隠岐郡海士町に移住をした
中根健太氏に時間を頂いて1時間半ほどオンラインでお話させて頂きました。

参加者はエリアルのメンバーだったのですが、急遽、海士町の求人を見て
気になっている!という友人も参加し、リアルなエリアルがスタートしました。

人づくりから未来をつくる

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今回は役場の中の机の上からインタビューに答えてもらいました。
島全体にはweb環境は整っているそうです。

 

 

■海士町への移住は勢い。仕事も決まらずに飛び込んだ

中根さんが当時、海士町への移住を決めて飛び込んだときには
仕事ありきでの移住ではなかったとのことでした。

最初は「住民団体の事務局」として行政の方とつなぐことを仕事として見つけ
島での仕事が始まったということだったが、その後、今度は行政側に立ち
住民団体とつなぐお仕事に変わっていった。

そして現在は、環境整備課に地域おこし協力隊として職員採用されています。
なお、地域おこし協力隊は、海士町に5人ほど。20,30代の方がいるそうです。

何もなかったところから飛び込んでみたが、仕事いくらでもあるし
人の繋がりから色々と発展するし、島がそういった人を受け入れてくれるので
まず住みたい場所があるのなら、飛び込んでみるのもいいんじゃないかと
中根さんは自分の経験も含めてお話されていました。

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※日本仕事百貨より

 

■結婚してからの夫婦の移住や、子育ての環境は?

島への移住者では、単身者と夫婦での移住者の割合は同じくらいとのこと。
また保育所は一か所しかなく、待機児童問題が起こっているそう。
今後はそういった仕事のニーズも増えてくるようです。

また住む家についても、移住者が多く町営住宅も予約待ちの状態だそうで
現在はシェアハウスに住んだり、空き家に住んだりといったカタチで
かなり移住者が増えているのが現状のようです。

加えて、移住者の多くは「知り合い伝手」といったカタチで
人の繋がりで島へ来る人が多いようです。これも移住ポイントの1つですね。

 

■海士町のお店事情はどんな感じ?

海士町にはカフェみたいなものはなく
お店もほとんどが8時くらいに閉まってしまうので
話そうと思ってお店に行くと、遅くまで空いているのはスナックなど。
ゆっくり真剣に話ができるようなスペースがまだまだ少ないとのこと。

一方で、どこにいっても知り合いばかりになっているので
困っていることについては相談がいつでもできる。
それにご飯をおごってもらったり、食材をもらうこともあるそうです。

 

■海士町の情報ってどんなところで入手できるの?

これまで海士町の情報は、雑誌での取材記事やweb上での求人など
なかなか生活情報を入手するものを知らなかったのですが
中根さんに教えてもらった「あまだねくらぶ」が地域情報を発信してるそうです。

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その他には観光協会のサイトや移住者のブログなどがあるそうです。

島暮らし民泊「あまらや」日記 in 海士町
http://ameblo.jp/amaraya/

島の女性がの島のオシャレをアピールをするサイト。
島ガールプロジェクト

 

 

■海士町での暮らしにおすすめな人は「不便を楽しめる人」

「一人でやる大変なこともみんなでやる」ってことが好きであったり
暮らしのなかである作業を楽しみに変えれる人は向いているだろうとのこと。

島環境で、日本海でもあるので、船が欠航になることも多く
そういったことをストレスに感じないことも大事だそうです。

プライベートもあってないような環境でもあり
「部屋の鍵は掛けない」といった逸話も当たり前にあるくらいの場所なので
ひとり時間をとって、ゆったりのんびりするといった暮らし方とは
また違ったりする一面もあるようでした。

また、海士町への移住者に対して、島の人達は「ずっと住んでほしい」というよりは
海士町にきて一緒に何かを作ってくれたら嬉しいと思っているそうです。

移住となると「永住」といったイメージもあるかもしれませんが
色んな人が入ったり出たりすることで、外の環境と繋がれることをわかっているので
Iターンした人が島を出ていくときには笑顔で見送りをしてくれるそうですよ。

海士

 

■海士町での取り組み事例

中根さんのお話されていたプロジェクトについて
まとめられたものがあったので、ここでご紹介です。

「高校魅力化プロジェクト」

海士町にある、隠岐島前高校。
2年前に入学者数が過去最低の28人となり、 廃校検討対象となる21人目前に。
島から高校がなくなれば、高校生世代、その親世代が島から丸ごと離れ
Uターン、Iターン者の定住もありえない。

島前高校の魅力を増やし、地元でも通えるように。
また島外からの「島留学」を誘致し、入学者を増やす。

その取り組みの結果、2年で入学者数が倍増。2クラスに。
田舎の高校としては非常に稀だと思います。 早稲田大学など
名門大学への進学者も出始めているようです。

これも「高校を残さなきゃ!」という地元の方々の強い思いがあって初めて、
優秀なIターンの方々を呼びこむことができ、 入学者数増に繋がったのだと思います。

・Iターン、魅力化プロジェクトに取り組む岩本さんの、インタビューに関する記事
http://plaza.rakuten.co.jp/yougakudiary/diary/201212150000/

県立 隠岐進学総研
http://souken.shingakunet.com/career_g/2011/12/post-676b.html

 

■エリアルを通じて感じたこと/中根さんからの感想

今回は、エリアルメンバーだけでのインタビューを検討していましたが
急遽「移住検討者」の方にも参加頂くことにより
後半戦はリアルインタビューをしてもらうことができました。

「移住のきっかけは人」という僕の経験と、移住者の方から聞いたことを
こうやってカタチに出来たことは大きな一歩な気がしました。

またインタビューをお願いした中根さんからもコメントを頂きました。

「自分にとっても海士町を振り返るいい機会になったよ。
 話を聞いてくれるみんなを鏡にして、自分の海士町に対する思いを
 再認識できた気がするわ。素敵な機会を作ってくれてありがとう!
 定期的にこういうお話とっても会できたら楽しいだろうね。」

誰もが先生になれて、誰もが生徒になれる感覚と同じように
移住経験者がキーパーソンとなって、検討者と繋がること。
そこで双方向に気づきがあるような場になれるように
これからもエリアルを進めていきたいと思います!

運営メンバーもインタビュー相手もまだまだ募集しておりますので
ご興味ある人は是非、ご一報ください!

【エリアル】20140302海士町中根さんインタビュー